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ゴールキーパーを始めてたった半年。まさかのトップチームデビュー
── 中学校3年生の時には2種登録選手※1 になり、トップチームの練習に参加することになりますよね。
池田さんGKを始めてから半年後の出来事でした。当時、トップチームのGKには日本女子代表に選出されていた山郷のぞみさんがいて、フィールドプレーヤーにも代表選手が何人もいました。
今なら練習に参加させてもらえるだけで幸せなことだと思えるのですが、当時は全く余裕がなかったので、練習に行くことが嫌で嫌で仕方なかったです。
練習のレベルが高くて自分の下手さを痛感するし、練習メニューはきついしで本気でGKを辞めたいなと思っていました。
※1 ユースチームに所属しながら、トップチームの公式戦に出場することを認められたサッカー選手のこと。

── GKを始めてたった半年でそのような環境に参加するのは、かなり過酷ですね…。
池田さんそうなんですよ。
しかも、練習に参加してしばらくしたタイミングで、トップチームのGKに怪我人が重なったことで私が試合に出場しないといけない状況になったんです。
正直、まったく心の準備はできていませんでしたが、中途半端な気持ちでプレーしたらチームに迷惑をかけると思い、やれることを全力でやろうと覚悟を決めました。
試合の内容は全く覚えていないのですが、先輩方が体を張って守ってくださり、なんとか負けずに終えることができました。
当日は緊張と不安が襲ってきて、アップ中やロッカールームでずっと泣いていたことだけを覚えています(笑)。
── さまざまな面で忘れられないデビュー戦となりましたね(笑)、トップチームで自信を持ってプレーできるようになったのは、いつ頃からなのでしょうか?
池田さん20歳前後ですかね。
先輩方がいなくなったり、コンスタントに試合に出場する機会が増えたりしたことで、
徐々に責任感が芽生えてきました。
もちろん今でも試合は緊張しますし不安もありますが、以前より自信を持ってプレーできています。