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何歳からでも未経験でも、チャレンジできる。「直感に従う」生き方 。/ 越野 陽子

浦和

引っ越しのきっかけとなった浦和レッズサポーターの応援

━コロナウイルス感染拡大が心地良い働き方のバランスを考えるきっかけになったのですね。ネットショップはいつから始めていたのでしょうか?

越野さんネットショップは浦和に引っ越してきてから始めました。
引っ越す前は東京の稲城市に住んでいて、その時にネットショップを運営する会社で働いていたんです。

━ ネットショップの会社ではどのようなお仕事を経験されたのですか?

越野さん初めはお客様と商品に関するメールでのやり取りをメインに、商品ページ作成・販促、商品の梱包・発送作業を行っていました。ですが、年を経るごとに管理職的な立場になってきて。

私としてはお客様と直接関わる業務がしたいという気持ちがつのっていたんです。
それと、会社だと正直、私が好みではない商品も売らないといけないのが辛くて。
だんだんと、私が本当におすすめしたい商品だけを売りたいと思うようになって、独立することにしたんですよね。

━ そうだったのですね。そもそも浦和に引っ越すきっかけは何だったのでしょう?

越野さん当時、息子が小学2年生だったのですが、学童の先生との相性が良くなかったみたいなんですよね。
私も仕事を辞めて、この辺りに住んでいる必要も無くなったし、思い切って環境を変えるのもありだなと思っていて。

でも引っ越す最大の要因は、夫と当時小学生だった息子がレッズファンになったことでした。

━ なんと!どのようなきっかけでファンになったのでしょうか。

越野さん当時、家の近くにプロサッカークラブ「東京ヴェルディ1969」の練習場があって、家族でファンになったんです。
ある日、新聞屋さんから試合のチケットを2枚もらう機会があって、その試合相手が浦和レッズだったんですよ。

旦那と息子が試合の観戦にいったのですが、帰ってきたらいつもと様子が違うんですよね。
「何があったの?」と尋ねたら「あんな人たち(レッズのサポーター)みたことないって」。

私は驚いて「試合見ないで人を見てたの!?」って聞いちゃいました(笑)。
それだけレッズサポーターの熱狂的な応援が衝撃だったみたいです。

━ 釘付けになるくらいの応援だったのですね(笑)。

越野さんそれから2人で、稲城市から電車で2時間くらいかけて埼玉スタジアムに通い始めたんですよ。
夜の時間帯の試合の時は、試合が延長になると終電で帰ってこれないこともあって。
子供は翌日に学校があるし、本当にやめてくれって思っていました(笑)。

━ すごい入れ込み具合!

越野さん当時はゴール裏で飛び跳ねながら応援してたらしいです。

━ ガチサポーターですね(笑)。

越野さんそうなんです。
それで、私は独立してやっていきたい、息子の環境を変えたい、旦那と息子はレッズの応援にいきたい…。いろんなことが重なって浦和に引っ越すことにしたんです。