マンガ大賞受賞『銀の匙』は超駄作?『銀の匙』一気読みして感じた面白さ

読書記録 雑記

銀の匙第1巻表紙

マンガ大賞2012も受賞している『銀の匙(ぎんのさじ)』を読みました。

先日友人宅で鍋パーティーをした際、こんな感じで友人が勧めてくれました。

友「銀の匙ってほのぼの系で面白いよ〜」
僕「そうなん?読んだことないから貸して〜!」

ちなみに2017年2月現在休載集ですが、13巻まで発刊されてます。
13巻くらいなら1日も日もあれば一気読みできますね!
読むなら今がオススメです!

ちなみに作者の荒川弘先生は『鋼の錬金術師』の作者さんです

鋼の錬金術師

面白さがわからない?

実はこの『銀の匙』

「銀の匙って面白いの?」
「銀の匙ってどういう点が評価されてるの?」
2chまとめがあったり

Yahoo!知恵袋には
「正直、銀の匙って、面白さはイマイチですよね?」みたいな質問がありました。
つまり「マンガ大賞を受賞して売れているけど、面白さがわからない!」
って人が結構いるみたいです。

「おいおい面白くない漫画の話かよ!」と思ったでしょう?
いえいえいえいえ、面白くもない漫画の話しないよ!!
断言します

面白かったです!!!!

今回僕は一気読みしたので、感じた面白さをお伝えします。

あらすじ

札幌の私立中学に通っていた八軒勇吾(はちけん)が進学先に選んだのは、寮制の大蝦夷農業高等高校(通称、エゾノー)。

農家の子供ばかりの同級生はみな、将来の目標が定まっている。

夢も目標もなくエゾノーに通う八軒は、同級生に劣等感を味わいながら慣れない農業高校の生活に悪戦苦闘。

農業高校での授業や実習にて、主人公の八軒と個性派揃いの八軒の同級生が問題にぶつかり、葛藤し成長していくそんな漫画です。

感想

1.単純に農業・畜産の知識が面白い

舞台が農業高校なので必然的に農業を中心に話が進みます。

その中で登場する農業・畜産の知識が単純に面白いです。

卵工場にて同級生の常盤(ときわ)とこんな会話があります。

八軒「鶏の卵はどこから産まれるの?」

常盤「どこって…肛門からだろ。」

八軒「う●こと一緒!!??」

銀の匙第1巻から卵について

銀の匙 第1巻より引用

いやーこれは面白かった!肛門だったんですね(笑)!

僕の周りには農業高校出身の人間がいないし、農業体験もそんなにありません。

単純に話の内容が興味深くて面白いです。

 

2.ハッと気付かされることがある

名言というか核心をつくというか、そういう言葉が自然と出てきます。

同級生アキのおじいちゃん

「君の人生は教科書に全部書いてあんのかい?」

銀の匙第2巻からおじいちゃんの言葉

銀の匙 第2巻より引用

このセリフは不意に出てきたので正直ビックリしました。

心構えが出来てなくて…

畜産や農業は答えがない問題があります。

日頃、答えのある問題ばかり解いている僕みたいな人間は、ハッとさせられました。

「アレ?このセリフ深くない??」と思うセリフがめっちゃ出てきます。

ただのほのぼの系の漫画だと思ってたら、気づかされるものがあります。

 

3.ちょいちょいボケもあり読みやすい

疲れない程度に、飽きない程度にボケがあって非常に読みやすいです。

絶妙に教科書感を消してくれてます。

ボーボボもみたいにボケがありすぎたら
「邪魔だよっ!」ってなるんですけど、ちょうどいいんです!

銀の匙第4巻富士先生

銀の匙 第4巻より引用

↑校内でビールを持って来る富士先生(ふじ)。

富士先生以外にも個性的で魅力的な先生がいっぱい出てきます。

 

4.悪者がいない

作中には、どうしようもないクズ人間は出てきません。
偏りはあるものの作中に出てくる人物全員に人間味があり、人の良さを感じます。

銀の匙第11巻お父さん

銀の匙 第11巻より引用

こちらは作中で唯一悪だと感じていた八軒勇吾の父、数正のセリフです。
しびれました。
同時に、みんな自分の正義で生きているんだ、と感じられます。

本気と本気はぶつかりますね。

 

まとめ

ぶっ飛んだ世界観やキャラで注目を集める漫画もありますが、『銀の匙』はそのような漫画とはジャンルが違うのです。

そのため、「面白くない」と感じる読者もいたのだと思います。
ですが『銀の匙』にはリアリティがあります
やっぱり面白いですねリアルは!

それと八軒と八軒の同級生の成長する姿に見入っちゃいます。
すごいことを高校時代に経験できるんだなって感心しちゃいます。

面白いので、ぜひ読んでみてくださいね!
それではっ!!